※シリーズの説明は「銘柄について」を参照のこと。
2022年はこの数年では比較的遅めの春から始まり、前年に続いて暑い年になりました。といってもほどほどの雨は降り、平均的な気温が全般に高かったという印象です。
収穫期も悪い天気ではなかったものの、あるところで糖度の伸び、というか成熟がビタッと止まってしまいました。酸が高めだったのでブドウが痛むような事はありませんでしたが、ちょっと不思議な熟し方をした年でした。
酸も残り、糖度もほどほどのところまで上がり、最終的には北国らしく熟したブドウになったのかなと思います。
2022 KOYACHI パストゥグラン
ランセッカ自園の赤。黒っぽいニュアンスがしっかり目になりました。
ブドウ栽培: ランセッカ自園の西畑
ブドウ品種: ピノ・ノワール約70% + ツバイゲルト約30%
アルコール: 12.5%
醸造本数: 約2,600本
リリース: 2024年3月
残雪が残り遅めの芽吹きからスタート。シーズンを通しての天候としては比較的おだやかで、もちろん暑くはありましたが、なにか突出してひどい雨だったり乾燥だったりということはなく進んできました。ただ秋の収穫前で糖度の伸びが止まってしまい、後ひと伸びがほしいという状態で収穫を進めていくことになりました。傷みは多めでしたが、畑でのしっかり目の選果でぶどうはクリーンに。
ツヴァイは2021と同様に全房でピジャージュなどの抽出はほぼせず。逆にピノ・ノワールはほとんど全部を簡易な手回し機械で除梗しました。ただ、温度も高く、収穫期が長くなってしまったこともあり発酵はかなり早く進んでいきました。水平機械式プレスで圧搾、澱引の後に樽へ。新樽率は2割相当ぐらい。約1年間後に瓶詰。亜硫酸は瓶詰前に少し添加しています。
カシスやブラックベリーなどの黒い果実感。煙っぽさ、黒豆、主張のある酸、ウメ。樽香の支えがあるツヴァイ由来のしっかりとした黒さのあるニュアンス。タンニンは弱く、全体には冷涼さの感じられるライトな赤ワイン。
少し温度が高めのほうがまとまりが出ます。酸はありますが、色は薄めでライトスタイルということであまり長期の熟成には向かないタイプかと思います。リリース直後@2024/3では果実感に重さがあり、しっかり感はあるものの、もう少し明るく果実感が開いてくれるまですこし時間が必要そうです。
ピノ・ノワールの除梗を頑張ってやってみて、でも抽出は軽めという相反するワインですが、軽快さと冷たさのあるワインになってくれました。個人的にはもう少し赤ワインとして抽出したくなるところですが、冷涼なエリアのブドウのあじわいの良さも感じられるので、これはこれで良いスタイルだと再認識したり。
抜栓後ですが、時間が立つとオフフレーバーが前面に出しゃばってきます。2日目には持ち越さず、お早めにお飲みください。(@2024/9)
2022 pon nitay
ブドウ栽培: ランセッカ自園の南畑
ブドウ品種: ゲヴュルツトラミネール45% + ピノグリ35% + ピノノワール20%
アルコール: 12%
醸造本数: 約1,050本
リリース: 2024年3月(酒販店を限定しての販売です。)
名前由来: 北海道の森の凛とした空氣をイメージして仕込んだ混醸の白ワインです。名前にはアイヌ語をお借りしました。大体の和訳はpon – 小さな、nitay – 森 です。
ブドウ/栽培
原料は自社畑のうち、通称「南畑」より。農薬は石灰硫黄合剤とボルドー液数種、赤ワインの畑に準じます。肥料はなし。
22年はピノグリの開花期の天候が悪く花が振るいました。一方のゲヴュルツは開花期の天候に恵まれて実留まりがよかったです。しかし、初夏に続いた雨で梗に感染したベト病がヴェレゾン(果実の着色期)以降に発病して、特にゲヴュルツで房の中に未熟果が混在する状態のまま収穫期を迎えました。収穫に手間がかかった上、見た目よりかなり少ない収量になりました。それでも、一部区画で収穫期を20日ほど遅らせる試行をしてゲヴュルツの可能性を垣間見ることができたと思います。
醸造
ゲヴュルツトラミネールの一部を手除梗して4日のスキンコンタクトを実施しました。残りは潰さないようにタンクで全房のまま醸し、その後垂直式バスケットプレスにてゆっくり搾汁しました。ステンレスタンクで発酵させ、落ち着いてからステンレスタンクと古樽にて1年熟成しました。梗も含んだ醸しが長く褐色がかっていたので心配もあったのですが、亜硫酸添加なしで瓶詰めしました。
ワイン
2度目のリリースは、初リリースと大きく異なるワインに仕上がりました。ゲヴュルツが健闘して収量が上がり、醸造面でも試行をして香りを引き出せたのではと思います。
ワインはしっかりした酸があり、若いナシ、白桃、ライチ、カモミールの香りがあります。後半にはっきりした苦味があります。まだ閉じている印象があるので、夏くらいからの抜栓をお勧めします。
カレイやニシンなどの焼き魚、根菜の煮物、ポトフや鶏と野菜のスープなどにお供させてください。
お取扱い上の注意:亜硫酸無添加のため、抜栓後はお早めにお召し上がりください。
(文責:pon nitay 栽培・醸造担当 りゅうこはる)
2022 雀色時(すずめいろどき)
貴腐付きメルローとピノ・ノワールのブレンド赤(ロゼ?)。様々な特徴がよく出てくれました。
ブドウ栽培: メルロー=ソウマファーム、ピノ=ランセッカ自園西畑より
ブドウ品種: メルロー60% + ピノ・ノワール35%+ツヴァイ5%
アルコール: 12.5%
醸造本数: 約960本
リリース: 2024年3月
「雀色時」は夕方という意味の古い言葉より。
2022のメルローは本来はドメーヌモンの方に仕込まれる予定でしたが、収量が予想以上だったため、オーバーした分のお鉢がウチに回ってきました。ただ、収穫は11/7。この年のメルローは貴腐が多く付き、正直赤ワインにするにはちょっと,,, というぐらい。ただ、貴腐の付き方はきれいだったのでお預かりすることにしました。
ブドウが入ってきて醸しは無しで垂直バスケットにてプレス。ダイレクトプレスした割に搾汁率も75%。うちの樽熟成は普段はフランスオーク樽ですが、アメリカンオークの中古樽を一部使用してみました。樽熟成期間にはイチゴミルクのような香りがでたりして非常に独特な雰囲気でした。
ピノ・ノワールは2021でいうところの Blanc de Noir をつくるつもりで採った貴腐付きのピノ。ただしこちらはあまり貴腐の割合が多くなく、2021ほどきれいに貴腐のニュアンスがでずらい感じでした。収穫シーズンの終わりにまとめてプレス。
樽の都合などもあり、これらの2つの貴腐付きワインをまとめ、最終的には樽香が付きすぎてしまった2021のメルローなんかも少し足したりしてブレンドからの瓶詰。亜硫酸は瓶詰前に添加。
トップにはビビッドな熟した苺の香りがあります。口中ではラズベリー、アセロラ、紅茶、カツラの落葉。丸さのある酸は豊かでバニラ風味のある樽香と相まって果実感を支えています。加えて後半には貴腐から来るであろうはちみつ感が感じられます。
全体的にはライトですが旨味感もあり、様々な風味があるワインです。冷えていると特徴がひっこんでしまうので温度は高めで。酸があるので多少の熟成も行けそうですが、すぐに開けても美味しく飲める状態です(@2024/3)。
ちなみにおそらく今後メルロー(貴腐付きの!)が入ってくることはあまり無さそうなので、2022限定なワインになりそうです。
2022 Soumagnon Blanc
(ソーマニヨン・ブラン)
ソウマファームのソーヴィニョンブラン。2022は冷涼感の主張が強め。
ブドウ栽培: 余市町登地区のソウマファームより
ブドウ品種: ソーヴィニョンブラン + セミヨン1割ぐらい
アルコール: 13.0%
醸造本数: 約630本
リリース: 2024年3月
収穫は余市で最も遅いであろう11/16,17。しかし夏の暑さのせいか、それほど酸が落ちて落ちてというふうではなく、ブドウとしては少し若いぐらいの、ソーヴィニョンブランの青さがきちんとある状態でした。
スキンコンタクトは全房にて1ヶ月弱。といってもそれほど踏んだり蹴ったりの抽出はせず。タンクで寝かせておくような感じで、結果的にはフレッシュ感につながったようです。プレス、澱引、樽に1年間置いてからブレンド、瓶詰。
トップにはあいかわらずウチのソーマニヨンブランに共通の太陽を浴びた枯れ草のような香りがあります。口中では冷涼さと南国なニュアンスとが半々。品種特有のカシスの芽のような青さ、青梅、黄色い花の蜜、干しアンズのような香りも感じられます。酸はキリッとあり、余韻に少しの苦みがあります。
ボリューム感が出るので高めの温度をオススメします。時間経過による変化が大きいですので、翌日ぐらいは大丈夫ですが、早めにお楽しみください。
2022 蛙鳴千草(アメイセンソウ)
ソウマファームのブドウでつくったブレンドの白。21年の蛙鳴千草 Garoma Karomas に該当。
(これのリリース以降 Garoma Karoma とか Ch とかいったサブタイトルはなしになる予定です。)
ブドウ栽培: 余市町登地区のソウマファームより
ブドウ品種: ケルナー、セミヨン、ゲベルツ(ほぼ1:1:1)
アルコール: 12.5%
醸造本数: 約900本
リリース: 2024年3月
2021のゲベルツ+ケルナー(蛙鳴千草 Garoma Karoma)が非常に良かったのでまた作ってみました。
原料は余市町登地区のソウマファームより。栽培は慣行農法。ゲベルツは10月半ば、ケルナーとセミヨンは遅めの11月半ばの収穫。貴腐は少なめ。
ゲベルツは早めにプレス。ケルナーとセミヨンは全房でのスキンコンタクトを2週間ほど。樽ではゲベルツの香りがよく出ていました。澱引して樽で1年間熟成。亜硫酸は瓶詰め前に添加。
トップにはゲベルツからの華やかな香り。口中ではグレープフルーツの皮、トウヒの新芽、青あんずなどの若い主張が強く、酸は鋭角。後半は全房スキンコンタクトから来たのであろう、ハーバルなニュアンスが主張が強く、まだ香りとバランスが取れていない感じがあります(@2024/2)。アロマ系品種の香りが前面にもどって来るまでもう少し時間がほしいところ。
キリッとさがよく出るので、冷やし目の温度でお飲みください。茹で野菜や油の少ない鶏肉などと酸味のあるソースをつかった料理などいかがでしょうか。
蛙鳴千草 2022 Ch
ブドウ栽培: 余市町内の単一畑より
ブドウ品種: シャルドネ
アルコール: 12%
醸造本数: 約1,300本
リリース: 2023年10月
備考: 主に2023末募集のふるさと納税へ出品
ぶどうは余市町内より。ぜひ余市町のためにということでお預かりし、ふるさと納税に提供させていただきました。
収穫は暑い年として見ても早め。個人的な想定よりも糖度が上がりきらなかったかなという印象もありましたが、結果的にはバランスのとれた酸につながり、良かったようです。
2日間の醸し期間ののちに機械式水平プレスにて搾汁。発酵終盤から大きめの新樽・小さめの古樽、ステンレスタンクにわけて熟成。オリを多めに含ませた状態で10ヶ月ののちにブレンド、瓶詰め。亜硫酸は瓶詰め時に少量を添加。
僕=惇太郎の買ブドウのワインは2回転捻りのようなのが多いですが、比較的ぶどう品種のセオリーどおりに素直に仕込んだワインといえるかもしれません。
最初に滑り込んでくる酸と共に硬めの口当たりがありますが、口中では丸みと粘性があります。グレープフルーツと白桃の果実感にユーカリ的な青さのある清涼感、火打ち石のざらりとした硬さなどがあります。温度が上がってくるとパイナップルも顔を出してきました。
構成要素はシンプルですが、酸のある余韻はじっくりと長く、冷涼感を飲み飽きずに楽しめるワインになりました。供出温度は低めで酸を効かせるのが良いと思います。ニンニクと塩味を攻めたシンプルな鶏肉系パスタをおすすめ。
酸があるので多少の熟成も行けそうですが、瓶詰め直後でも果実感はきちんと出ていて、口当たりの硬さとも好バランス(2023/9テイスティング)。瓶の中で微生物が動いたのか、揮発酸がでてきて、味わいに不安定感があります。濁りが落ち着く程度まで置いておくほうが良さそうです(2023/10)。
これまでにシャルドネの醸造に直接ふれる機会がなく、正直なところ明確な醸造のイメージを持っていなかったのですが、よい機会ということでいろいろとチャレンジができました。結果的にもウチの他のキュベには無い、しっかりとした冷涼感さをお楽しみいただけるかワインになったかと思います。
というのが瓶詰め後の印象だったのですが、出荷後の半年ほどに瓶内で悪い変化が起きてしまいました。香ばしさや黒っぽい苦さがあり、全体としてバラバラとしています。熟成させれば落ち着いてくるとは思います。苦手な方はごめんなさい。対策というかですが、ぜひ味や油の強い料理(たとえばスパイスを効かせた豆カレーとか)とあわせて飲んでいただけるとよいかなと思います。(2024/2)
蛙鳴千草 2022 Ch.B
蛙鳴千草Ch の新樽熟成したロット。
ブドウ栽培: 余市町内の単一畑より
ブドウ品種: シャルドネ
アルコール: 12%
醸造本数: 約180本
リリース: 2023年10月
備考: 町内飲食店および2023末募集のふるさと納税へ出品
醸造方法のほとんどは .B 無しの蛙鳴千草 Ch と同じです。大きめの新樽に入っていたワインだけを詰めたキュベになります。
コンセプトとしては「シャルドネ=樽香を効かせたというセオリーを余市のシャルドネに当てはめてみる」。試験的なロットとも言えるかもしれません。
トップには樽から来たであろう煙と少しの甘い香りがあります。樽香は支配的ではなく、そこそこな程度。それに反して口中では酸があり、ヨーグルトとパイナップルの香りが強く感じられます。アルコール感は強くありませんが、ナッツ香に樽香があわさって、細いながらも香ばしい余韻が続きます。
瓶の中で微生物が動いたのか、味わいに不安定なロットがあります(@2023/10)。濁りが落ち着く程度まで置いておくほうが良さそうです。
樽香と酸。まだ少しお互いが遠いところで個別に主張しているような雰囲気もありますが(@2023/9)、ギャップとメリハリのある味わいは個人的には面白く感じています。熟成したらより調和の取れた味わいが出てくるかもしれません。
2022 早花咲月ロゼ
スパークリングロゼ。赤い果実感が特徴の軽めの飲み物です。
ブドウ栽培: 余市町3箇所より
ブドウ品種: ナイアガラ+キャンベル・アーリー15%ほど
アルコール: 8.5%/発泡性
醸造本数: 約4,900本
リリース: 2023年3月
お取扱い上の注意: よく冷やしてから抜栓してください。
ブドウは余市町内の大倉さん、木内さん、大島さんより。ナイアガラは9月末と10月中過ぎの2期に分けての収穫。前の2ビンテージよりもシャープな酸が残りました。
スキンコンタクトは控えめにして、フレッシュ感を出すようにタンクを低温気味に保ちながら樹脂製タンクで発酵。澱引き、ブレンドを経て11月に瓶詰め。瓶内2次発酵で泡を付け、年明けの2月にデゴルジュマン(オリ抜き)。
4,900本のオリ抜きはなかなか大変でしたが、その作業のおかげでしっかりクリアになってくれました。アセロラの赤い果実感が主体となり、キュッとする酸の口当たりとともに細かい泡が上がってきます。
※瓶底に少し酒石が出てしまったロットがあります。冷やした上での抜栓をお願いします。
2022ビンテージからは白は無しにしてロゼのみを作ることにしました。
2022 Cam-Blanc
赤ブドウのキャンベル・アーリーから作った白仕込みのスパークリング。少し色が出てロゼっぽくなりました。
ブドウ栽培: Sunny Side Farm(余市町登町小登地区)
ブドウ品種: キャンベル・アーリー
アルコール: 10%/発泡性
醸造本数: 約500本
リリース: 2022年度ふるさと納税+不定期に販売?(未定)
お取扱い上の注意: よく冷やしてから抜栓してください。
黒ブドウのキャンベルを白仕込みにしたスパークリングワインです。このアイデアはドメーヌユイさんからいただきました。
原料は余市町登町小登地区、Sunny Side Farm 大倉奈々さんの処から仕入れました。平飼い養鶏の農家さんから分けてもらった鶏糞をシーズン中2回散布、萌芽前に石灰硫黄合剤を一回散布しています。
マセラシオンカルボニックで1週間から10日、低温状態で潰さないように樹脂タンクで静置。二日に分けて垂直式バスケットプレスでゆっくり搾りました。果皮が厚く粒が大きいので、プレスにはかなり苦戦しました。
樹脂タンクで発酵させ、オリ引き、ブレンドの後、11月上旬に瓶詰め。瓶内二次発酵で泡をつけ、ふるさと納税の出荷分のみ2月にデゴルジュマン(オリ抜き)を実施しました。残り半分は退色と旨味の抽出を狙って試験的にデゴルジュマンなしにしています。
醸し期間を経たため、ロゼに近い色合いです。赤ふさすぐりやザクロのような果実感、しっかりめの酸、穏やかな泡があります(2023/9月追記: 夏を超えて泡が強くなってきました。抜栓時は吹き出しにご注意ください)。少し暑くなってからの食前酒、風呂上がりの一杯、オイル系のさっぱり目のパスタ、赤系のベリーが載せられたクリームケーキと一緒にどうぞ。
蛙鳴千草 2022 Nagorino
ランセッカで仕込んでいるヴィニフェラ(=ワイン専用ブドウ)のハードプレスやオリ上を集めてつくったワイン。多めのオリ・濁りがあります。
ブドウ栽培: 余市町登地区
ブドウ品種: シャルドネ、ツヴァイゲルトが多め。加えて色々。
アルコール: 12%
醸造本数: 約150本
備考: 販売は未定。イベントで販売などするかも?
名残の=Nagorino とは古い言葉で「余りの」といった意味の言葉。文字通りワインのあまりを集めてつくったワインです。
品種構成としてはシャルドネが多くて40%ほど。ついでツヴァイゲルト約20%。あとはメルロー、ピノグリ、ピノノワールなどが少しずつ。樹脂製タンクにて発酵させ、年明けに瓶詰め。
色は濃い目の赤。全体ににごりがあります。ごく弱めの泡がある場合があります(抜栓時は冷やしてください。)オリ上に使っていた期間も長かったため、コテッとした味わいがあります。白品種の方が多いですが、どちらかというと赤ワイン的な味わいの要素が多いワインです。独特な旨味もあり、泡がなくなった後でもスティルワインとして楽しめるお酒です。